元県庁職員というバックグラウンドを活かして自治体DXを促進、デリバリーマネージャー吉住尚哉さんにインタビュー

(Check here for the English Version!)

ポジション:デリバリーマネージャー(公共政策部門の納品担当)

Bespoke歴:2022年2月1日から

県庁の職員として、福祉や土木建設、産業支援などに携わっていた吉住さん。地域に貢献したいという思いをもって、これまで未経験だったITの分野、Bespokeへ転職されました。その心理と、キャリアを活かした現在のお仕事について伺います。

ではさっそく、未経験のIT分野へ転職しよう!と思ったきっかけについて教えてください。

自治体から外部に出向しているときにBespokeを知りました。Bespokeはベンチャー企業で、事業はITやAIの分野ですが、フィールドとしては、地域社会や自治体です。私はデジタル系の分野は未経験でしたが、地域への貢献は行政や公務員だけではなく、こういう手段もあると思ったのがきっかけです。

最近は、自治体DXやデジタル田園都市国家構想など、全国的にIT化の動きが進んでいて、すごく大事な部分だというのは自治体にいても感じていました。それで、自身のキャリアや、自治体の中でできること・できないことをいろいろ整理してみて、新たにチャレンジしなければならないと思ったんです。

数あるIT企業の中でBespokeを選んだのはなぜですか?

Bespokeはグローバルかつ、ローカルで、伸びしろがすごくあると思ったためです。特定の地域にこだわることなく、どこにいても、誰に対してもサービスを提供でき、住民や市民の方が恩恵を受けられる。地域の課題解決にこそ、ITは親和性が高いと思います。同時に、自治体の中のことや地域のことを一番ご存知なのは地元の人たちであり、うまく連携することで、価値を提供できる部分があると思っています。Bespokeの製品(AIチャットボット)は、地域の魅力を引き出して、住民や旅行者に伝えるうってつけのツールだと感じたことも入社のきっかけでした。

前職での経験が活きてきそうですね。

そうですね。最初はBespokeでやっていけるか不安でしたが、自治体職員出身というメリットも絶対にあるなと思っています。各自治体の皆さんと、これからのデジタル化の方針を議論することもありますが、行政での経験や思いもお伝えすると、自治体の皆さんもすごく安心して、共感してくださいます。エンジニアの方は、自治体のことは全然分からないと思うので、そういった点でも貢献していけたらいいなと思っています。

加えてチャットボットには、住民の方・旅行者などに、どういうニーズがあるか、傾向やトレンドがデータとして蓄積されるので、自治体の皆さんが何となく感覚的に思い描いていた部分も、ファクトを用いて説明することができています。

吉住さんのBespokeでの役割を教えてください。

デリバリーマネージャーというポジションで、公共政策部門の製品の納品担当をしています。お客さん、特に自治体の皆さんのニーズにあわせて、こういう内容にしていきましょうと提案しながら、チャットボットの中身を作っています。もともと自治体にいた分、内部のことや、お困りのことへの理解が早いので、活躍できる場面があるというのが分かってきたところです。

また、エンジニアのメンバーとも連携しているので、どういうふうに製品が動いているか、どんなプロセスで、チームの誰がどれくらいの期間で作っているのかなど、プロジェクトや製品を理解する意味でも、学びの機会が多いです。

働く環境については、なにか変化はありましたか?

フルリモートになったことです。私は現在、関西地方在住で、同僚とはオンライン・ツールで毎日打ち合わせをしています。お客さん先にも行きますが、基本はオンラインです。仕事の進め方もダイナミックで、ベンチャー企業のスピード感で動けるのも凄くおもしろいし、自分たちの裁量で進められる点も、これまでと違う点でした。

しかし、やっていることは今まで組織の中での経験と似ています。各地域のことを理解し、住民の方が求めていることを組織内外で情報共有して、求められている解決策を擦り合わせていくのですが、そういった課題解決のプロセスは共通しているなと感じました。ツールやチームは変わりましたが、自治体DXが進む中で、IT企業でこそ自治体出身者が活躍できると確信しています。

Bespokeさんの魅力についてはどう感じていますか?

本社は東京にありますが、私は関西で、上司は福岡、同僚はインド在住の人や、アメリカ東海岸にいる人もおり、自分の地域を出ずにフルリモートで働くことは、これからのスタンダードだと思います。たまに行く東京はエキサイティングで良いですけど、毎日住むのはいやですね。笑。働き始めたときは、同僚と対面で会わずに上手く仕事を進められるか不安もありましたが、それはテクノロジーのおかげで解消できています。これから、10年・20年してくると、こういう働き方をする会社や組織が必ず増えてきます。それを今から体験できるのは、経験値だけではなく、価値観の形成にもすごくプラスになると感じています。

長い県庁職員生活では、目的や属性が大体同じ方々と働いていましたが、今はばらばら、ダイバーシティに富んでいます。私は元公務員ですし、上司はもともとシンクタンク、同僚はエンジニア出身で、直属の上司はアメリカ人です。そういった環境でも、それぞれのバックグラウンドを活かせる点がBespokeの魅力的なところですね。自治体DXや地域のことにも携わっているので、私のように公務員出身でも、これまでの経験を活かすことができるのがいいなと思います。そしてもちろん、新しい分野の勉強もできて、世界が毎日広がっています。

今Bespokeさんが求めている人材像を教えてください。

私も以前そうでしたが「公務員の経験って、他では訳に立たないんじゃないか」と思って躊躇してしまうんですよね。でも、全くそんなことはなくて、公務員は基本的な文章を書いたり、ソフトウェアを操作したり、説明したりする能力は高いんだなと外に出てみて気付きました。

それに、自治体や地域の方は、ITのことは分からなくても、住民や旅行者のニーズは分かっていらっしゃる。反対にIT企業は、地域のことは分からないけど、ITのことはお手伝いできます。そこには、異なる者同士を繋ぐ力が必要となりますが、自治体のお作法が特殊過ぎて、ITの側からはなかなか歩み寄りにくいんだなと感じました。そこに、現場感のある公務員の方に来ていただけると、理解も早いし仕事もスムーズに進みます。

人材の流動性もこれからますます高まりますので、ぜひ公務員の側からも、民間のIT企業(できればBespoke)に来ていただける仲間が増えるといいなと思っています。

自治体出身の方で、興味があれば、個別にお話しすることもできますので、お気軽に私までご連絡ください。

みなさん!日本中の各地域から、ご一緒しましょう。

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