外資系で培ったチャレンジングなマインドを、より自由度の高い環境で活かしたい!コンテンツマネージャー藤井 真智子さんにインタビュー

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ポジション:コンテンツマネージャー
Bespoke歴:2022年から

外資系のテックカンパニーにて、グローバル・プロダクトのローカリゼーションに従事されていた藤井真智子さん。文化や習慣の違う国でうまれたプロダクトを、いかに日本に適応させるかという仕事はとてもチャレンジングで面白みを感じていたそうですが、とある理由からBespokeへ転職されました。そのきっかけや現在のお仕事について伺います。

ではさっそく、どんな理由から転職を意識されたのでしょうか?

アメリカの会社だったのですが、日本マーケットのニーズをなかなか理解してもらえず、プロセスも決まっていて制限も多かったんですね。ライターさんや翻訳者さん向けのガイドを作成する際にも、フォーマットがきっちり決まっている上に、アメリカ本社でも管理できるように英語で書かなければいけなかったり。そういったことが、必ずしも目的達成に最適なやり方だと思ず、次は上流工程に関与できる会社かなという意識になりました。

Bespokeへはご紹介でジョインすることになったと伺いましたが、決め手はなんですか?

前職でたまたま、VRプロダクトのローカリゼーションプロジェクトに参画する機会があったんです。日本市場に向けてよりよくするためのUXリサーチで、ユーザーさんのお宅に伺って実際に使用してもらいながら、改善ポイントを取り上げていくんです。ユーザーさんの動きが止まったら、特定の答えに誘導しないように気をつけながら声をかけて問題点を探ったり。

それまではBtoBマーケティングコンテンツが専門だったんですが、直接エンドユーザーの方の声を聞けることがすごく楽しくて、よりプロダクトよりの仕事ができればなと思うようになったんですね。そんなときに、自分のコンテンツ関係のバックグラウンドも活用しながら、もっと自由度の高い環境で新しい施策を考えたり、いろんなアプローチを試したりして、プロダクトの改善にも積極的にかかわってください!とオファーされ、じゃあぜひ!ということで決めました。

現在のBespokeでの藤井さんのポジションについて教えてください。

コンテンツマネージャーです。チャットボット・コンテンツのプロデューサーみたいな感じですね。「うちの会社ではこういう電話問い合わせが多く、受付が大変なので、チャットボットを導入して負担をへらしたい」といったクライアントの目的に対して、まずプロジェクトマネージャーが目的やボットの方向性、要件を定義します。

私は、アメリカと日本に10人くらいいるライターチームを統括していて、要件に基づいて会話フローやマッチングに必要なデータの設計をしてメンバーに仕事を割り振り、質問が入力されたら答えられる状態にしてボットを納品します。例えばその納品までに3ヶ月かかっていたところを、2ヶ月にする、プロセスを効率化して納期を短縮することとボットの品質を向上させることが、一番期待されているミッションだと思っています。

どんなところにやりがいを感じていますか?

ジョインする決め手になったとおり、自由度が高く、いろいろなアプローチを試せるところですね。チャットボットって、表向きの「こんにちは!質問をどうぞ」みたいな回答文だけではなく、バックエンドでは入力した質問と回答をマッチングさせるための仕組みが必要なんですが、その仕組みはすべて文字データなんですね。私たちコンテンツーチームはその文字データを作っているんですが、必要なデータの量も膨大なので、できるだけ効率的につくれるようにアイデアを出して、マニュアルとか、SOP(標準作業手順書)、段階的な説明書を作ったりもしています。あとはエンジニアチームと協力して、チャットボットをつくるための自社開発のツールを改善したり。すごくやりがいがありますね。

セクションを行き来するような作業も多いのですか?

そうですねやっぱり小さい会社なので、エンジニアともすごく距離が近いです。大企業でエンジニアと話そうと思うと、お互いにプロジェクトマネージャーをたてて実際に検討が始まるまでに年単位で時間がかかるようなこともあると思うんですけど。

Bespokeでは違う機能をもった部門間のコラボレーションも盛んで、去年はエンジニアと協力して、10あるパーツのうちの2つを自動化できたんですよ。この四半期は、マッチングをより効率化するためのAIのトレーニングデータを、R&Dチームのメンバーと協力して作っていて、それをよりブラッシュアップさせるためのプロジェクトにフォーカスする予定です。そういうのが楽しいですね。

働く環境についてはどうですか?

完全リモートです。私は東京在住なので、(オフィスに)行こうと思えば行けるんですけど、ここ2ヶ月くらいはずっとリモートですね。ポジション的に一番近くで働いているプロジェクトマネージャーも札幌在住ですし、営業は九州や静岡に住んでいます。最近は出社とリモートのハイブリットも増えてきていますけど、100%リモートっていう自由度の高さも大きな魅力の一つかなと思っています。

今後、挑戦してみたいことはありますか?

入社からこれまで、プロセスの自動化とか標準化に携わってきて、ある程度、目処がたってきた感があるんですよね。ですので、今度はフロントエンドを、よりユーザーフレンドリーな会話フローを開発したり、エンドユーザーのUXを向上させるための取り組みにフォーカスできればなと思っています。

ありがとうございます。では最後に、これからBespokeにジョインされる方へメッセージをどうぞ!

やはりスタートアップなので、即戦力になることが絶対的に期待されていますよね。私はだいぶ、過去の経験とBespokeでの需要がマッチしていたので、スッと入り込めたといえば入り込めたんですけど。でもチャットボットのことは知らないし、最初の2ヶ月くらいはキャッチアップするのに精一杯でした。

入社後すぐにプロジェクトにアサインされたのですが、すべてが発展途上で、ナレッジベースや決まったプロセスがない状況で、必要な情報は教えてもらったり、試行錯誤したり。それがけっこう大変な時期でしたけど、今は乗り越えてプロダクションを行いつつ、効率化や品質向上のための施策を考えたりできるフェーズになって、とても充実しています。

これからジョインされる方は面接などで、期待されていること、勉強しておいたほうがいいことをよく聞いて、こういう問題がありそうだなとか、働く前から想像して準備しておくことをすごくオススメします!そうしたら最初の2ヶ月の辛い時期も余裕で乗り切れると思いますので。

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