独学から飛び込んだAIの世界で、人間とロボットの豊かな協働をうみだしたい!開発リーダーに抜擢された、Beato Bongcoさんにインタビュー。

Bespoke Inc.
May 12, 2023

アプリ開発・リーダー
ビースイポーク歴:2023年4月から

一般企業の体質に馴染めず、エンジニアの世界に独学で飛び込んだBeato Bongcoさん。AIの可能性に惹かれ、自然言語処理の開発に従事して来られました。Beatoさんのこれまでのキャリアと、ビースポークにジョインした理由について伺いました。

— これまでのキャリアについてお伺いします。

ごく短い期間、Fortune 500のリストにもランキングされているコンサルティング・カンパニーに勤めていましたが、そこで企業の体質に違和感を感じる自分に気づき、キャリア初期からテック系のスタートアップで働き始めました。

最初にジョインしたスタートアップはcloud syncing companyで、そこでは形式や規則に縛られることなく技術開発に集中できること、なにより、その日の退社時間よりもテックの技術開発に興味のある同僚たちがいることに驚いたのを覚えています。

5年勤務して、より専門的で面白いキャリアパスを見つけたいと思い、AIの分野に進むことを決めました。何の知識も経験もなかった当時の私にとって、それは簡単ではありませんでしたが、幸いネット上にはたくさんのリソースがありました。政府が主催するブートキャンプにも巡り会えたんです。(Thanks DOST!)

何年か独学で学んだのち、データサイエンスのスタートアップで、データエンジニアとして働き始め、その後、機械学習プロダクトのチームに移り、自然言語処理(NLP)プロダクトのテクニカルリーダーになりました。アジア太平洋地域の大手企業と協業し、データレイクや機械学習システム、特にセマンティック検索を構築しました。

順調に成長した企業の従業員は、いつのまにか30人から100人以上になっていました。その頃には、会社がプロダクトよりもコンサルティングに重点を置くようになっていることが明らかになって、退社しました。

一時期は、シリコンバレーにある創業間もないスタートアップで、エンジニア・チームをリモートで率いていたこともあります。エンジニアたちは5つの異なるタイムゾーンに点在していて大変でしたが、そこでのセマンティック検索に関する仕事はとても面白かったです。

その後、ビースポークにジョインしました。

— ビースポークを選んだのはなぜですか?

2019年にバート(Bidirectional Encoder Representations from Transformers)がリリースされ、「これからは自然言語処理だ」と深く思うようになりました。ビースポークには既存のプロダクトがあり、ユーザー層も厚い。まさに理想とする自然言語処理の開発環境だったからです。

「機械が自然言語を理解している」ということを示すには、「機械とユーザーが会話する」のが一番です。ビースポークは、自社プロダクトのBebot(AIチャットボット)で、これをうまく実現していると思います。Bebotは、人々が必要とする情報を提供し、災害時には人々に警告を発することもできます。また、ビースポークは日本政府とも連携していますが、これは簡単なことではありません。

社内でも研究開発が盛んに行われていますし、最新の業界の現状も把握している。これも決めてになったところです。

— ビースポークさんの働く環境について教えてください。

みんな非常にスキルが高く、とてもいい人たちです。残念ながら私は、今とは真逆の環境にいたこともあるので、仕事の経験やクオリティは、同僚に大きく左右されると断言できます。

スタートアップですので、不確実性が多いのはいうまでもありませんが、ビースポークの社員たちはみんな自ら学び能力を高め、成長しています。良いアイデアは共有し、協力して問題を解決することに重点を置いているのがいいですね。ここでは、たくさんの強い味方がいるように感じられるんです。

— Beatoさんの役割や、やりがいを感じているのはどんな部分ですか?

アプリ開発のリーダーをしています。最近このポジションになったばかりなので、まだやりがいについてはコメントできません。ただ前任のリーダーが、引き継ぎに多くの時間を割いてサポートしてくれました。チームのみんなも、とても親切でスキルが高いですし、ユーザーの問題を理解して解決策を考えるのが得意なんです。とても素敵な環境です。

— 今現在、直面している課題はありますか?

数カ月後には答えられると思います!ただ経験上、リーダーというのは、さらに不確実性が高いものであることを知っています。だから、私の意思決定力を鍛えるには、良いトレーニングになるはずです ;)

— 今後、挑戦したいことや取り組みがあれば、教えてください。

私は、人間とコンピューターはより良い関係で協働できると強く信じています。それは、人に代わるロボットを作り、仕事を奪うということではありません。人間がよりインパクトのある、やりがいのある仕事をできるように、あるいは人間の意思決定能力を高めることにつながると思います。

そのような取り組みをビースポークの中で先導し、サポートしていきたいと考えています!

— ありがとうございます。では最後に、これからビースポークにジョインしようかなという方にメッセージをどうぞ。

優れたスキルと人間性が備わっていて、不確実なことにも恐れずに対応できる方、自分のアイデアを推し進めたり、他の人のいいアイデアもサポートできる方。ぜひビースポークにダイブしてきてください。水は温かく、みんな素敵な人たちですよ!

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